外科系診療部門 産婦人科
産婦人科は周産期医療(妊娠・分娩)、婦人科腫瘍の治療(良性腫瘍および悪性腫瘍)、内分泌疾患(女性ホルモン異常や不妊症)に対する診療を担当しています。
周産期領域では、正常妊娠分娩、異常妊娠に対し母児安全を第一に最善の管理(超音波スクリーニングのご案内)を行います。出産後は母児同室を原則とし、完全母乳栄養(助産外来、母乳外来のご案内)を推進しています。
婦人科領域では、子宮がんや卵巣がんなど悪性疾患の診断から手術、放射線治療、化学療法などのガイドラインに準じた治療を積極的に行っています。良性疾患に対しては身体への負担の少ない腹腔鏡手術(腹腔鏡手術のご案内)も施行しています。
更年期障害や月経困難症などのあらゆる世代の女性ホルモン異常に対する治療も行っています。不妊症においては、原因検索を含む各種検査、タイミング療法や排卵誘発、人工授精を行いながら、各種相談にも対応しております。
超音波スクリーニングのご案内
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2017年1月より産婦人科外来での超音波スクリーニング外来(4Dエコー検査外来のお知らせ)を開始いたします。 超音波診断技術の進化により、胎児の先天異常の一部は妊娠中に診断が可能になっています。当院でも4D超音波でのスクリーニング及び画像録画を行い、母児にとって最善の周産期管理を検討し、妊娠中からの「母性」形成の手助けをしたいと考えます。 |
助産外来、母乳外来のご案内
2015年度より当院分娩予定の妊婦さんを対象に助産外来を始めました。日々変化する妊娠中の身体や症状に対する心配や悩みは妊婦さんそれぞれで異なります。
生活上での悩みや出産時の不安、産後の生活を含めて当院助産師が個別に対応させていただきます。
また2016年度より産後母乳外来を開始いたします。
退院後のおっぱいトラブル(分泌量や乳腺炎など)に対し、当院助産師がマッサージなどを含め個別に対応させていただきます。
腹腔鏡手術のご案内
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腹腔鏡手術は開腹手術と比較し術後疼痛の減弱、入院期間の短縮、術創が小さいといった利点があり最近では婦人科領域では適応が拡大していますが、当院での腹腔鏡手術は卵巣腫瘍、子宮筋腫などの良性腫瘍に対し施行いたしております。 臀部と下腹部数か所の5~12mmの小さな創部から機械とカメラを挿入し手術を施行します。 術野確保のため腹腔内にCO2を挿入し(気腹法)十分な視野で手術を施行します。 腹腔内癒着の有無や適応症例は担当医が判断させていただきますが、ご希望がある患者様は外来にてお話しください。 |
【当科に関連する臨床評価指標】
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医師紹介
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部長 藤原 多子/Sawako Fujiwara( ふじわら さわこ )
- 専門分野
- 産婦人科一般臨床、婦人科腫瘍(悪性疾患)
- 専門医
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- 日本産婦人科学会専門医
- 日本産婦人科学会指導医
- 日本婦人科腫瘍学会専門医
- 日本癌学会認定医
- 母体保護法指定医
- 日本周産期・新生児医学会新生児蘇生法「専門」コース(Aコース)インストラクター
- 臨床研修指導医
- 女性ヘルスケア暫定指導医(日本女性医学学会)
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副部長 渡部 百合子/Yuriko Watanabe( わたなべ ゆりこ )
- 専門分野
- 産婦人科一般臨床、周産期管理
- 専門医
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- 日本産婦人科学会専門医
- 日本周産期新生児学会専門医
- 日本周産期・新生児医学会新生児蘇生法「専門」コース(Aコース)インストラクター
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医師 関谷 敦史( せきや あつし )
- 専門分野
- 産婦人科
- 専門医
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- 産婦人科専門医
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医師 則竹 夕真/Yuma Noritake( のりたけ ゆま )
- 専門分野
- 産婦人科一般臨床
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医師 水谷 栄介( みずたに ひですけ )
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非常勤医 大岩 絢子/Ayako Oiwa( おおいわ あやこ )
- 専門分野
- 産婦人科一般臨床
- 専門医
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- 日本産婦人科学会専門医
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