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小児科診療の停止について

女性診療科の対応疾患

主な疾患

疾患名 疾患の簡易解説
女性に起こりやすい病気のスクリーニング 乳腺疾患の多くや子宮・卵巣の異常が女性に多いことは当たり前ですが、膠原病(リウマチ関連)や甲状腺などの内分泌疾患、骨粗鬆症などあきらかに男性よりも女性に起こりやすい疾患があります。女性外来では患者さんの訴え・症状から、女性に多い疾患のスクリーニングが可能です。結果により女性スタッフが行う乳腺検診・婦人科検診をご案内することも可能です。
更年期障害・更年期うつ 閉経前後(40歳から60歳代)の女性は内分泌環境の変化により体調不良を起こしやすくなるようです。ホットフラッシュや発汗異常などの身体的ホルモン欠落症状ばかりでなく、関節痛、頭痛・めまい、倦怠感や意欲低下などさまざまな症状が出現します。内分泌環境の変化ばかりでなく、疲労や精神的ストレスが身体症状の原因になることも少なくありません。更年期障害の治療には婦人科で行うホルモン補充治療が有効な場合がありますが、うつ症状は女性ホルモンの関与以外にもいろいろな増悪因子があり精神・心療内科的治療を必要とすることも少なくありません。女性外来では症状に応じた適切な治療法のアドバイスをいたします。
月経前緊張症・月経前不快気分症 月経前・月経中の頭痛やむくみ、気分のおちこみ、いらいら、情緒不安定などは多くの女性が経験する症状ですが、なかには症状が強く、生活に支障をきたしてしまうこともあります。婦人科でのホルモン剤治療が有効な場合がありますが、もともとのパニック障害や神経症の症状が強く現れている可能性も否定できません。女性外来ではどのような治療の選択肢があるかを一緒に医考えていきます。
不定愁訴の相談 微熱、ふしぶしの痛み、頭痛、しびれ、めまい、喉がつまる、胸が苦しい、動悸・食欲不振・過食・意欲低下・倦怠感・不眠などの症状は原因の診断がつきにくく、一般的な健診では症状があるにも関わらず「異常なし」の場合があります。女性外来では器質的異常の有無の確認、器質的異常が見つからない場合の対応法など検討し治療方針をアドバイスしていくことが可能です。
介護の悩み 介護は女性のみの問題ではありませんが、実際はまだまだ女性が担う場合が多いのも事実です。特に認知症の介護には非常に大きな精神的・身体的負担を伴います。介護が原因で体調不良やうつ・神経症を発症することも珍しくはなく、非常に大きな健康不安の原因のひとつです。女性外来では介護の悩みについてのアドバイスをおこなっています。制度説明など医療相談員との連携も可能です。
育児の悩み 育児の悩みは母親がひとりで抱えてしまうと解決が難しくなってしまうことがあります。育児そのものの悩みばかりでなく、育児と仕事の両立など働く女性としての悩みについても医師のみでなく臨床心理士もともにアドバイスを行います。
どこを受診すれば良いかわからない・女性医師・スタッフに相談したい時 症状があっても「何科を受診すればよいかわからない」、健康不安があっても「ちょっと男性医師には相談しにくい」と感じる場合には女性総合外来へ相談してください。原則的には女性総合外来はどのような主訴にも対応し、治療の方向性をアドバイスします(治療は該当科をご紹介します)。

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