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小児科診療の停止について

形成外科の対応疾患

主な疾患

疾患名 疾患の簡易解説
母斑、血管腫、良性腫瘍 状況に応じて良性悪性の判断を皮膚科に相談しながら体表の腫瘍の切除を行っています。腫瘍の種類によっては手術、レーザー治療を組み合わせるなど傷跡が目立ちにくくなる工夫を行って治療を行っています。
悪性腫瘍およびそれに関連する再建 耳鼻科領域の悪性腫瘍切除後にマイクロサージャリー技術を応用した再建術を行っています。乳房の悪性腫瘍の切除後にインプラントまたは自己組織による乳房再建を行っています。
眼瞼下垂 加齢とともに瞼がさがってくる状態で、40歳以上の日本人は多かれ少なかれ全員下がるとも言われています。見えにくさや視野の改善、眠たそうな見た目の整容面の改善のために手術を行っています。また副次的に肩こりや頭痛の原因となっていることもあり、手術を行うことでそれらの症状が改善することもあります。
褥瘡 主に下半身麻痺の車いすの方のとこずれについて診療を行っています。手術加療も行いますが、長時間車いす生活の方の褥瘡は環境改善やプッシュアップ動作などの生活生活改善を行うことが重要で、皮膚排泄ケア認定看護師とともに再発のしにくい治療を目指しています。
糖尿病性壊疽、難治性潰瘍 糖尿病性壊疽は糖尿病による下肢の血流障害を併発していることも多いため、循環器内科と協力しながら血流評価と血行再建を行った上での手術治療や外用療法を行っています。静脈うっ滞性潰瘍などの難治性潰瘍は圧迫療法や陰圧閉鎖療法などを行いながら治療しています。
リンパ浮腫 リンパ浮腫の原因はさまざまですが、主に婦人科領域や泌尿器科領域の手術後の続発性リンパ浮腫に対して、細静脈リンパ管吻合術(LVA)を行っています。リンパ浮腫外来も不定期ですが行っており、専門看護師とともに診断および圧迫療法、リンパドレナージの指導などを行っています。
一般外傷 表在性の外傷の治療については主に当科が行っています。やけどについては適切な湿潤療法を用いて痛みが少なく傷あとがきれいになるような治療を心がけています。
瘢痕拘縮(傷跡のひきつれ)、ケロイド 外傷や手術後の傷跡のケアについて、薬物療法やテーピングなどによる症状の緩和や改善を指導し、必要に応じて手術療法も行っています。また再発しやすいケロイドに対しても薬物療法のみではなく、放射線科の協力のもとに放射線治療も併用し再発防止を目指して手術も行っています。
顔面骨骨折 手足の骨折は整形外科となりますが、顔面の骨折治療は当科が行っています。車の安全性能が上がり、バイクのヘルメット装着率が上がったため、全国的に以前よりは骨折発生頻度は減っているようですが、最近はお年寄りの自転車転倒やスポーツ時の外傷などにより起こることも多く、症状に応じてできるだけ目立たない切開より骨折整復を行い、同時に傷跡の目立ちにくい縫合や術後のケアを行っています。
美容外科 当院では手術を主体とする美容外科は行っておりませんが、レーザーや軟膏(トレチノイン)を用いたしみ治療を行っています。美容に関しては完全予約制となっておりますので、事前に電話でご相談ください。

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