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小児科診療の停止について

歯科口腔外科の診療内容

特色

静脈内鎮静法

手術は十分な痛み止めの薬を注射してから行います。十分な痛み止めを使うといっても不安はあるものです。親知らずの抜歯やインプラントの手術には眠たくなるようなお薬をつかってリラックスした状態で手術をすることもできます(静脈内鎮静法)。 複数の親知らずの抜歯や手術後の出血、疼痛の心配がある場合は1泊2日の入院下に静脈内鎮静下の手術を行っています。

全身麻酔

麻酔科と共同で全く意識のない状態で手術することもできます。顎矯正手術など、大きな手術が適応です。

埋伏歯抜歯

親知らずは大人になっても顎の骨の中に埋まっていたり、斜めに生えていることが多く、炎症を起こしたり、虫歯の原因となったり歯並びに影響するため抜歯の適応になります。眠たくなるような薬を使ってリラックスした状態(鎮静療法)で複数の親知らずを一度に抜歯することもできます。

顎変形症

  1. 矯正治療のための抜歯
    歯並びを整えるためにすべての歯が並ぶだけのスペースがない場合には抜歯が必要となります。1泊2日の入院で複数の歯や埋伏歯を抜歯することもできます
  2. インプラントアンカーを用いた矯正治療
  3. 顎矯正手術
    歯科インプラント治療

静脈内鎮静法

手術は十分な痛み止めの薬を注射してから行います。十分な痛み止めを使うといっても不安はあるものです。親知らずの抜歯やインプラントの手術には眠たくなるようなお薬をつかってリラックスした状態で手術をすることもできます(静脈内鎮静法)。複数の親知らずの抜歯や手術後の出血、疼痛の心配がある場合は1泊2日の入院下に静脈内鎮静下の手術を行っています。

全身麻酔

麻酔科と共同で全く意識のない状態で手術することもできます。顎矯正手術など、大きな手術が適応です。

埋伏歯抜歯

親知らずは大人になっても顎の骨の中に埋まっていたり、斜めに生えていることが多く、炎症を起こしたり、虫歯の原因となったり歯並びに影響するため抜歯の適応になります。眠たくなるような薬を使ってリラックスした状態(鎮静療法)で複数の親知らずを一度に抜歯することもできます。

顎変形症

  1. 矯正治療のための抜歯
    歯並びを整えるためにすべての歯が並ぶだけのスペースがない場合には抜歯が必要となります。1泊2日の入院で複数の歯や埋伏歯を抜歯することもできます
  2. インプラントアンカーを用いた矯正治療
  3. 顎矯正手術
    歯科インプラント治療

医療連携

当院では、紹介医と事前に十分な治療検討を行い、手術の際には紹介医に立ち会っていただくシステムになっています。


認定・研究等

  • 骨移植による顎堤造成
  • 高度顎堤吸収患者の口腔インプラント治療

主な疾患

疾患名 疾患の簡易解説
ビスフォスフォネート関連顎骨壊死(びすふぉすふぉねーとかんれんがっこつえし) ビスフォスフォネートは骨粗鬆症、乳がん、前立腺がんなどの骨転移に対して投与され、がんによる骨痛の軽減、転倒による骨折の予防などに有効性の高い薬剤です。しかし、副作用として、口腔感染を契機に顎骨の壊死が生じることがあります。症状は、持続的な骨露出、歯肉の腫脹や排膿などですが、痛みを伴わず無症状のこともあります。進行すると痛みや感染が増悪し、病的骨折をおこしたり、皮膚瘻孔を形成します。
なお、ビスフォスフォネート以外の骨吸収抑制薬でも同様の症状を起こすことが知られています。
閉塞性睡眠時無呼吸症候群(へいそくせいすいみんじむこきゅうしょうこうぐん)(OSAS) 閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)とは睡眠中に断続的に無呼吸(むこきゅう:10秒以上続く気流停止)を繰り返し、その結果、日中の眠気などの症状に加え呼吸循環系への障害をきたす疾患で、中年男性のいびきをかく人や肥満者に多くみられます。
治療としては、肥満のある人では減量が基本的治療として重要ですが、経鼻式陽圧呼吸(NCPAP)(けいびしきようあつこきゅう)や、口腔内装具(マウスピース様の装置)により下顎を前方に位置付けて上気道を拡張させ治療する歯科的治療が効果的であることがわかっています。
口腔領域の悪性腫瘍(口腔がん) 口腔がんは、口唇がん、舌がん、口底がん、歯肉がん、頬粘膜がん、硬口蓋がんなどに分けられます。これらのうち、舌がんの発生頻度がもっとも高く、口腔がんの約40%を占めます。そのほかには唾液腺から発生するがんなどもみられます。
悪性腫瘍は、(1)病気の進行が速く、できもの(潰瘍、腫瘤)が速く大きくなる、(2)できものの周りが硬い、(3)周囲と癒着していて、境界がはっきりしない、(4)他の部位に転移する、などの性質があります。病期が進むにつれて咀嚼や嚥下、発音が障害されたりします。また、頸部のリンパ節に転移します。さらに進行すると、肺、骨、肝臓など他の臓器に転移し、全身的な症状をおこすようになります。
デンタルインプラント(人工歯根(じんこうしこん)) 抜歯したり、あるいは自然に脱落したりして歯がなくなると、従来はブリッジや入れ歯を入れることにより機能を補ってきました。しかし最近では、デンタルインプラント治療も一般的になっています。デンタルインプラントを入れるためには埋入手術が必要となります。
デンタルインプラントの植立後は、良好な状態を維持するために厳格な口腔清掃が必要です。これが長期間の予後(よご)を左右する重要な鍵となります。さもなければデンタルインプラントがぐらつき始め、除去しなければならなくなります。したがって、手術を受ける患者にもそれなりの心がけが必要となります。
顎変形症(がくへんけいしょう) (1)上顎前突症(じょうがくぜんとつしょう) (2)上顎後退症(じょうがくこうたいしょう)
(3)下顎前突症(かがくぜんとつしょう) (4)下顎後退症(かがくこうたいしょう)
以上のほか、咬合時に上下の前歯にすき間を認める開咬症(かいこうしょう)や、下顎骨が左右非対称で、このため顔も非対称となる顔面非対称(がんめんひたいしょう)などの異常があります。歯並びの治療だけでは改善しない骨格の異常には顎矯正手術(がくきょうせいしゅじゅつ)の適応となります.手術は、多くの場合、口の中の切開によって行われるので顔に傷がつくことはありません。異常のある顎骨を骨切りし、正常な位置まで移動させてプレートやスクリューなどで固定します。
顎関節症 (がくかんせつしょう) 顎を動かしたときの痛みや関節部の雑音、さらに顎の運動がスムーズでなく、 ひっかかったような異常な運動をする、などの症状がみられる症候群をいいます。顎を動かすと顎関節が痛んだり、雑音がしたり、顎関節周囲の筋肉や靭帯 (じんたい) の圧痛など、顎の運動異常を主症状とし、重症になると開口障害や咀嚼障害をひきおこし、首や肩に症状が出ることもあります消炎鎮痛薬(しょうえんちんつうやく)、各種マウスピースによる保存療法が主体です。筋のマッサージや開口訓練等のリハビリを継続的に行うことも治療法の一つです。
智歯周囲炎(ちししゅういえん) 智歯(親知らず)の萌出に際してみられる周囲炎症を特に智歯周囲炎と呼び、20歳前後の若い人に発生する頻度の高い疾患です。最も遅く、また最も後方に萌出する智歯は、萌出異常をきたし、完全萌出せず歯肉が歯冠を部分的に覆ったままになりやすいため、不潔で、歯肉の炎症をおこしやすくなっています。 智歯周囲炎が周囲の軟組織や顎骨(がっこつ:あごの骨)に波及して顔が腫れたり、口が開きにくくなったりすることがあります。
抗菌薬や消炎鎮痛薬を投与し消炎させた後、萌出位置の異常があったり、炎症をくり返しているような場合は、智歯を抜歯します。
舌痛症(ぜっつうしょう) 舌に炎症や潰瘍などの明らかな病変がなく、その色調や機能も正常ですが、患者が舌に慢性的なひりひり感、ぴりぴり感、灼熱感(しゃくねつかん)などの痛みを訴える疾患です。貧血に伴う舌炎による舌痛、糖尿病、薬物などによる口腔乾燥により二次的に生じる舌痛、歯列不正、咬耗に伴う歯および補綴物鋭縁、舌癖による舌痛、カンジダ症による舌痛などと区別する必要があります。中高年の女性に多く、食事中や何かに熱中している時には痛みを感じないことが多いのが特徴で、歯科心身症の代表的な疾患です。
治療としては、さまざまな方法が行われていますが、現在、最も有望な治療法は抗うつ薬を中心とした薬物療法です。
歯根嚢胞(しこんのうほう) むし歯(う蝕)が進行し、歯髄に感染が起こり、それが歯根の尖端に波及すると、根尖性歯周炎が生じます。それが慢性化すると歯根肉芽腫(しこんにくげしゅ)や歯根嚢胞ができます。
根管治療(歯の根っこの治療)で治癒することもあります。根管治療が奏効しない場合や根管治療ができない場合には、手術によって嚢胞の摘出を行います。原因歯の骨植が悪い場合には、嚢胞の摘出と同時に原因歯の抜歯を行います。原因歯の骨植が良い場合には、感染した歯根の尖端部の切除(歯根端切除術)とともに嚢胞の摘出を行います。

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