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そのほかの症状/疾患
- アルコールによる健康被害
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過度な飲酒が続くと、肝障害(肝炎・肝硬変)、糖尿病、心疾患、高血圧、胃腸障害などが起こりやすくなります。末梢神経障害により手足のしびれや筋肉の痩せがおこるばかりでなく認知症やけいれんの症状が現れることもあります。
- 過換気症候群
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ストレスがあるときに過呼吸になると両手両足や口の周りにしびれ感が生じることがあります。過呼吸のために血中の二酸化炭素が減少しすぎて起こる現象で心配はいらないことがほとんどです。慌てずに紙袋などを口に当て、自分の呼気を再度吸い込むようにゆっくり呼吸しているとしびれが改善します(ペーパーバック法)。
- 起立性低血圧
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急に立ち上がったときに感じるふらっとしためまいをたちくらみといいます。通常はわずかな時間で治ります。立ちくらみの多くは臥位や座位から立ち上がった時に起こる脳貧血(起立性低血圧)が原因です。体位の変化に血圧調整がついていかないため立ち上がった時に血圧が急に下がります。加齢、糖尿病やパーキンソン病などの自律神経障害を伴う疾患で認められます。小児や若年者でも立っていると気分が悪くなる、たちくらみがするなどの「調節性障害」を起こすことがあり、自律神経のはたらきがうまくいかない症状です。血圧調節に関わる自律神経失調や心因性などいろいろな原因があります。
- 原発性アルドステロン症
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副腎からアルドステロンが自律的に過剰分泌される病気です。高血圧症の患者さんの5%程度が原発性アルドステロン症と推定されています。副腎腫瘍や過形成からのアルドステロン過剰分泌が原因となります。副腎腫瘍が原因の場合は手術治療が選択されますが、過形成の場合は手術治療の対象とならず、アルドステロン拮抗薬(ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬)による治療を行います。
- 甲状腺機能亢進症
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自己免疫異常による甲状腺機能亢進症です。自己免疫疾患であり比較的女性に多く体質が影響する部分もあり、しばしば1型糖尿病と同時に見つかります。甲状腺に対する刺激抗体により血中甲状腺ホルモン(fT3, fT4)値が上昇し、動悸、発汗、イライラ感、下痢、体重減少などの症状が出現します。治療としては、まず内服薬が多くで選択されますが、改善が不十分の場合は手術療法や放射性ヨウ素内用療法が行われます。
- 高尿酸血症・痛風
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血清尿酸値7.0 mg/dL以上は高尿酸血症となります。尿酸値が高いだけでは自覚症状はありませんが、長期間の高尿酸血症により関節・足先などに結晶となった尿酸がたまり炎症が生じ、激痛の痛風発作が起こります。 また腎臓結石や尿管結石の原因となり、背部などに激痛を生じます。尿酸の生成抑制薬や尿への排泄促進薬で治療を行います。食事療法としてプリン体の摂取制限が必要となります。
- 骨粗鬆症
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骨粗鬆症とは、骨の代謝バランスが崩れ、骨形成よりも骨破壊が上回る状態が続き、骨量が減って骨が弱くなり、骨折しやすくなる病気です。日本には約1000万人以上の患者さんがいると推定され、高齢化に伴ってその数は増加傾向にあります。骨折としては、脊椎の圧迫骨折、大腿骨頸部骨折、手首や上腕骨骨折などが生じます。一旦骨折が生じますと患者さんの生活の質を著しく悪化させるため予防が重要で内服薬や注射薬などを使用します。
- サルコペニア
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サルコペニアとは、加齢による筋肉量の減少および筋力低下のことです。いわゆる「足腰の弱り」という状態に近いかもしれません。サルコペニアになると歩く、立ち上がるなどの日常生活動作が不自由になり転倒しやすくなってしまいます。定期的な運動と適切な栄養を摂ることを心掛けサルコペニアを予防することが高齢者の健康につながります。「手足が細くなった」「重いものが持てない」「歩くのが遅くなった」などの症状があればまずかかりつけ医に相談しましょう。
- 失神
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失神とは突然おこる短い時間の意識消失です。気絶・脳貧血・たちくらみなど多様に表現されます。一時的に心臓から脳への血流が途絶えて意識を消失します。通常は数分以内に回復します。心臓の不整脈によっておこる心原性失神のほか、起立性低血圧、頚部の圧迫や回旋、排尿・咳嗽・排便・息こらえ・嘔吐などに引き続いておこることもあります。
- しびれ(全身)
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全身のしびれには色々な原因がありますが四肢を含むしびれの場合はまず脳神経内科を受診しましょう。ストレスがあるときに過呼吸になると両手両足や口の周りにしびれ感が生じることがあります。過呼吸のために血中の二酸化炭素が減少しすぎて起こる現象で心配はいらないことがほとんどです。慌てずに紙袋などを口に当て、自分の呼気を再度吸い込むようにゆっくり呼吸しているとしびれが改善します(ペーパーバック法)。
- しゃっくり
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しゃっくりは何らかの刺激にょる横隔膜の痙攣です。その原因は通常は不明ですが飲み過ぎや食べ過ぎによる胃の膨満時に起こることが多いようです。持続性のしゃっくりは何らかの疾患が原因のことがあるので受診が必要です。
- 脂質異常症
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一般に血清悪玉コレステロール値が140 mg/dL以上は高コレステロール血症、血清トリグリセリド値150 mg/dL以上は高中性脂肪血症となります。動脈硬化性疾患の予防のための各種ガイドラインでは、個々の患者さんの併発症や病状、年齢などによりその目標となる数値は異なります。比較的効果的な薬物が多く開発されており薬物治療にて基準値内に達成可能です。脂質異常症の治療により脳卒中や心筋梗塞などの発症抑制が明らかとなっています。
- 食物アレルギー(小児)
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中部ろうさい病院小児科ではアレルギー検査の結果だけで除去するのではなく、必要に応じて食物経口負荷試験を実施して、必要最低限の除去で食事指導を行います。アレルギー検査ができない食品に関しては皮膚テストを行います。また、離乳食開始にあたり食物アレルギーなどが心配な方や離乳食の進め方に不安がある方には、離乳食指導も行います。
対応する診療科
- (中枢性)睡眠時無呼吸症候群(CSAS)
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気道の閉塞によっておこる閉塞性睡眠時医無呼吸ではなく、脳の働きの低下から睡眠時に無呼吸のため低換気状態となり血中の二酸化炭素濃度が上昇してしまうことがあります。脳変性疾患であるパーキンソン病や進行性核上性麻痺、認知症のひとつであるびまん性レビー小体病、多系統萎縮症などに多く、突然死の原因となります。
- 体重減少
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食事量は変わらないのに体重が減る場合は糖尿病や甲状腺機能亢進症(バセドウ病)など内科疾患の可能性があります。下痢や粘血便は大腸炎、胃の痛みや吐き気・食思不振などがあれば胃炎や胃・十二指腸潰瘍を疑います。血液疾患である悪性リンパ腫は消化器に病変を生じることがあり、体重減少で病気がみつかることもあります。拒食症などの摂食障害では極端に体重減少があるのにも関わらず、本人の自覚に乏しいのが特徴です。
- たちくらみ
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急に立ち上がったときに感じるふらっとしためまいをたちくらみといいます。通常はわずかな時間で治ります。立ちくらみの多くは臥位や座位から立ち上がった時に起こる脳貧血(起立性低血圧)が原因です。体位の変化に血圧調整がついていかないため立ち上がった時に血圧が急に下がります。加齢、糖尿病やパーキンソン病などの自律神経障害を伴う疾患で認められます。小児や若年者でも立っていると気分が悪くなる、たちくらみがするなどの「調節性障害」を起こすことがあり、自律神経のはたらきがうまくいかない症状です。血圧調節に関わる自律神経失調や心因性などいろいろな原因があります。
- 低身長
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小児内分泌専門医が、低身長や思春期早発症、甲状腺疾患などの疾患について、個々の患者様の日常生活の質を高めることができるように、ご家族と協力して治療を進めて行きます。身長が低い・身長の伸びが悪い、思春期が早いあるいは思春期が遅いなどは病気ではなく体質の場合も多いですが治療が必要な疾患もありますので小児科外来にご相談ください。
- 糖尿病(1型糖尿病)
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膵臓のランゲルハンス島にあるβ細胞の自己免疫機序による破壊により、絶対的なインスリン欠乏になる糖尿病です。発症のタイプにより、急性発症、劇症、緩徐進行に分類されます。比較的若年での発症が多く、日本人糖尿病患者の数%と言われています。急性発症、劇症タイプはすぐにインスリン自己注射療法の適応となりますが、緩徐進行型は進行がゆっくりですぐのインスリン治療を要しない場合があります。
対応する診療科
- 糖尿病(2型糖尿病)
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日本人糖尿病患者の95%以上とも言われている比較的成人に発症するタイプの糖尿病です。ただ最近は肥満傾向の10代の若年発症も増えています。必ずしも肥満を伴うわけではありませんが、遺伝的体質に過食、運動不足、高齢などの生活習慣の乱れが加わることで発症します。インスリン分泌不全や抵抗性により相対的に必要なインスリン作用が得られず高血糖となります。食事と運動療法から内服薬やインスリン注射にて治療します。
対応する診療科
- 糖尿病・肥満(小児)
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インスリン治療が必要な1型糖尿病や、食事・運動療法が主体となる2型糖尿病などを診療しています。また、最近増加傾向にある小児肥満に対して栄養指導など 生活習慣の改善の指導を行います。
対応する診療科
- 内分泌疾患(小児)
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小児内分泌専門医が、低身長や思春期早発症、甲状腺疾患などの疾患について、個々の患者様の日常生活の質を高めることができるように、ご家族と協力して治療を進めて行きます。身長が低い・身長の伸びが悪い、思春期が早いあるいは思春期が遅いなどは病気ではなく体質の場合も多いですが治療が必要な疾患もありますのでご相談ください。
- 妊娠糖尿病(産婦人科)
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妊娠糖尿病とは、妊娠中にはじめて発見された糖代謝異常です。なお、妊娠前から既に糖尿病と診断されている場合等は含まれませんが、より重度の状態ですので、血糖をより厳密に管理する必要があります。妊娠糖尿病は妊娠高血圧症候群、羊水量の異常、肩甲難産、網膜症・腎症を合併する場合があります。胎児も流産、形態異常、巨大児、心臓の肥大、低血糖、多血症、電解質異常、黄疸、胎児死亡などを発症する場合があります。妊婦さんの7〜9%は妊娠糖尿病と診断されるため、きちんと検査を受けましょう。特に肥満、糖尿病の家族歴のある人、高年妊娠、巨大児出産既往のある人などはハイリスクですので必ず検査をうけてください。
- 妊娠糖尿病
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もともとは糖尿病と言われたことがない方が妊娠に伴って高血糖を来すと妊娠糖尿病と診断されます。特に胎児生育への影響が大きい妊娠初期に厳格な血糖管理を必要とする場合があり、早期からの受診が必要です。妊娠中は継続的に食前食後の自己測定を行い必要に応じインスリン自己注射療法を始めていただきます。出産後多くの方は健常の血糖値に速やかに改善しますが、将来糖尿病になる可能性は高いです。
対応する診療科
- 眠気
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眠気のほとんどは生理的なものですが、十分な睡眠時間があるのに昼間も眠い場合は睡眠時に無呼吸状態をくりかえす睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。女性は月経前症候群の症状のひとつとして眠気が認められます。高齢者が昼間寝てばかりいるのは加齢で眠りが浅くなったせいもありますが、認知症症状(アパシー・無気力)や慢性硬膜下血腫などの傾眠傾向の場合もあるので注意が必要です。また眠気とは異なるものの、突然ごくわずかの時間意識が途切れる場合はてんかんの発作のこともあります。
関連疾患・鑑別疾患
対応する診療科
- のぼせ
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のぼせとは頭・顔などが異常にな熱さを感じることです。「ほてり」とともに更年期の女性ホルモン分泌の低下による身体症状としてよく知られています。緊張したときや感情がたかぶったときに出現しやすく、睡眠中にも起こり「寝汗」になる場合があります。のぼせは更年期症状としてだけでなく、自律神経失調症状として年齢に関係なくおこることがあります。甲状腺疾患や高血圧など他の疾患との鑑別が必要です。
- 徘徊
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徘徊とは認知症の周辺症状のひとつであり、目的なく歩き回る、車椅子で動き回る、床やベッドの上でゴソゴソするなどの行動をさします。認知症の周辺症状は夕方から夜間にかけて増悪することが多く、夜間の徘徊は介護する家族の大きな負担であり、危険行動でもあります。徘徊が起こるきっかけは環境の変化、過去の習慣や記憶のよみがえりによるものなど様々です。主治医に相談して対応を考えましょう。
- 発達(小児)
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乳幼児期の運動や言葉の遅れに対して、血液検査や発達検査などの必要な検査を行うとともに、療育施設への橋渡しを行います。また、落ち着きがない、かんしゃくを起こしやすい、集団行動が苦手、こだわりが強い、特定の教科が極端に苦手、など様々なお困りごとに対しては、医師と公認心理師・臨床心理士が連携して、カウンセリングなどの心理社会的治療や投薬治療を行い、必要に応じて児童精神科などの専門施設への紹介も行います。
対応する診療科
- 肥満症(高度肥満症)
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日本肥満学会ではBMI(Body Mass Index)25以上の方を肥満と定義し、さらに膝痛・股関節痛・腰痛を伴ったり糖尿病や脂質異常症など慢性疾患の合併がある場合は、治療の対象である病気として「肥満症」としています。治療は栄養と運動療法の指導を中心に毎日の体重測定と記録をつけることから始め、多くの場合は各種の薬物療法や超低カロリー療法を追加して行います。高度肥満症の場合はさらには胃の縮小手術も行われます。
対応する診療科
- 微熱
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微熱には明確な定義はありませんが一般には37度から37.4 度程度の体温を指すようです。長く続くものでは自律神経の乱れや膠原病などの可能性があります。乳幼児や高齢者は体温調節が下手なので、炎天下や冬に暖房が強すぎる場合も微熱程度に体温が上がることがあります(うつ熱)。
- 不定愁訴の相談
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微熱、ふしぶしの痛み、頭痛、しびれ、めまい、喉がつまる、胸が苦しい、動悸・食欲不振・過食・意欲低下・倦怠感・不眠などの症状は原因の診断がつきにくく、一般的な健診では症状があるにも関わらず「異常なし」の場合があります。女性外来では器質的異常の有無の確認、器質的異常が見つからない場合の対応法など検討し治療方針をアドバイスしていくことが可能です。
- 不明熱
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原因のはっきりしない発熱を不明熱と呼びます。厳密には38.3℃以上の発熱が3週間以上続く場合をさします。感染症や膠原病、悪性腫瘍などを念頭に検査を行います。
- むくみ
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足の腫れ・むくみはよくある症状ですがその原因はさまざまです。全身性の原因として心不全や腎不全、低栄養などがあり息切れや動悸を伴う場合は早めに受診しましょう。局所的な原因としては静脈瘤・静脈血栓、リンパ浮腫などがあります。高齢者や座っている時間が多い方にはむくみがよく認められます。肥満や水分の取りすぎもむくみの原因になります。女性は月経前にむくみがでることもあります。病的ではないむくみの解消には歩くなどの運動、圧迫ストッキングの着用などが有用です。